【これで悩み解決!】刺繍で布にシワがよってしまうときの原因と対処法7選

刺しゅうの基本
スポンサーリンク

刺繍が終わって刺繍枠から外してみたらなぜか布がしわしわになってしまったことはありませんか?アイロンをかけるとかそうゆう問題ではない…特に刺繍を始めたばかりの初心者さんに起こりがちな事だと思います。私はこんな工夫をしたらシワが寄りにくくなりました。参考になったら嬉しいです。

【当サイトはアフィリエイトを利用しています】

ぬいうさ
ぬいうさ

こんにちは。ぬいぐるみうさぎです。

慣れてくると平気なんだけど、最初のころってシワになりやすいんだよね

わたし
わたし

せっかく作った刺繍がしわになってしまうのは悲しい…

ぬいうさ
ぬいうさ

ちょっとしたコツでシワが寄りにくくなるよ。

ポイントをおさえてきれいな仕上がりを目指そう!

そもそもなぜシワが寄ってしまうのか?

枠を外した時にシワになってしまう原因。それは糸の引っ張り過ぎる事により、布がひっぱられてひきつった状態になってしまうからなんですね。

あとが付いてシワになっただけならばアイロンをかければ綺麗になります。

糸で引っ張られてできたひきつったことによるシワは布を手でひっぱっている間はなくなりますが、離したとたん元通り。アイロンをかけても戻りません。

せっかく頑張って作った刺繍がそうならないために対策していきましょう。

シワにならないための対策 布について

1.布を少し厚めの物を選ぶ

薄い布(例えばガーゼなど)は布のハリが弱いため、刺繍糸を刺しているだけでひっぱられて布がゆがんでしまいがちです。最初のうちはほんの少し厚めの布を使うとシワが寄りにくいです。ただ厚すぎる布は刺繍しづらくなってしまうので、適度なものがいいですね。

おすすめの布はツイルです。

↓刺繍しやすい布について解説しているよ

この布がツイルです↓


生地 無地 無地生地 ツイル生地 無地(その1) 50cm単位

2.布が伸縮しない物を選ぶ

布が伸縮する布(例えば薄いジャージみたいにストレッチ素材の物)も糸で引っ張られてしまいます。

縦、横、斜めにひっぱってみて、伸び縮みしにくい物を選ぶといいですよ。

シワにならないための対策 刺繍枠について

3.刺繍枠のねじをしっかり留める

これはいつでも気を付けるべきところですが、刺繍枠のねじはきつめにしっかり留めましょう。ゆがんだ布に刺繍をするとそのまま布はゆがんだままになってしまいます。

上のねじをしっかり留めてね。布がパーンとなっている状態にするよ。

4.刺繍枠を小さめにする

枠の大きさもお好みにはよるのですが、大きい刺繍枠より小さい刺繍枠の方が布が緩みにくいです。いつもシワになってしまうのであれば、刺繍枠を小さ目の物に変えてみてもいいですね。

プラスチックの刺繍枠はすべって緩みやすいので、木の枠がおすすめです。

↓刺繍枠の詳しい使い方はこちら

↓刺繍枠についての解説をしているよ。どんな刺繍枠を使うか悩んだら見てね。

一般的に使われていて一番小さいのはおそらく8センチ。(飾り用であればもっと小さいのもあります)

私がつかっているのと同じ物。


刺しゅう枠 8cm

5.刺繍しながら常に布を整える

刺繍を刺しているとどうしても布は緩んできます。刺繍しながら、常に緩んでいないか整えながら刺していくといいですよ。整えるときは、はめなおすというより布をひっぱって整える感じです。縦横が曲がったりゆがんだりすると刺繍もゆがんでしまうので縦横綺麗な布目になるように整えてください。

きちんと張れていると、糸を刺したときに「ぷすん」とか、「ぽこん」とか可愛い音がなったりします。音が響く感じですね。(布にもよると思いますが。)

シワにならないための対策 刺し方について

6.刺しているときに糸を引っ張り過ぎない

最初の事は特についつい糸を強くひいてしまう事が多いです。刺繍糸はふんわりぷっくりしているのが可愛いので、強く引きすぎないように気を付けるといいですよ。

でもゆるゆる過ぎてもあまりよくないので、適度なひっぱり具合で。

慣れてくればちょうど良い強さが自然にわかるので、最初のころは引きすぎないように意識してみるといいと思います。

糸を引っ張り過ぎるとしわになりやすいよ

7.色んなエリアをバラバラに刺さない

ちょっとわかりづらいのですが、一つのエリアを刺したら、次に離れたところを刺さずにできれば近くの隣となり、と刺して行くとシワになりにくいです。

例えば下の写真では、中心あたりから刺してその上下のエリア…と中央から順番に刺しています。

これを一番上のエリアを最初に刺して、次に一番下のエリアを刺す…というふうに離れた場所を先に刺繍してしまうと、上下の布がひっぱられて、中央部分の布が引きつってしまう事もあります。

ちなみにアウトラインステッチのような線で刺して行く刺繍よりも、サテンステッチやロング&ショートステッチのように中を埋めて、たくさん糸を使う刺繍は布がひっぱられやすいです。

まとめ

まとめるとこんな感じ。

  • 厚めの布を使う
  • 伸び縮みしない布を使う
  • ねじをしっかり留める
  • 刺繍枠を小さくする
  • 刺繍しながら布を整える
  • 優しくふんわり刺繍を刺す
  • バラバラのエリアを刺さない

これを気を付けるようにしたら私は布のしわしわが少なくなりました。

慣れてきたら薄い布でもシワにならずに刺すことが出来ますよ。

しわしわで困ったときは、試してみてください。

読んでいただきありがとうございました!

私が実際に使っている道具はこちら

ネットにもあるけど、手芸屋さんでも簡単に手に入るよ!

特に高級なものはなく、お手頃価格のものばかりです。

↓針はこちらを使っています。色んな太さがそろっていて便利!

↓刺繍枠は木がおすすめ。私は小さめが好きなので8センチを使っているよ。

↓はさみはこちら。鳥が可愛くてお気に入り!

↓このチャコペーパーすごくキレイに写るよ!(消えにくいタイプだと思います)

良かったら参考にしてみてくださいね。