今回はロング&ショートステッチの謎について解説していきたいと思います。
本にはあまり説明されてなくてわかりづらいので、初心者さんの参考になったら嬉しいです。
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
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ロング&ショートステッチについてお話するよ!
![わたし](https://rinkotime.com/wp-content/themes/cocoon/images/woman.png)
本を見て作るときの参考になるよ。
大きくわけると2種類ある!ロング&ショートステッチ
細かく分ければもっとたくさんになるかもしれませんが、今回は大きく2種類にわけました。
それぞれの特徴と刺し方を書いていきます。
初心者さんは知っておくと、今後ラクだと思います。
全然違うのに、両方とも同じ名前で呼ばれています。
私は
- きっちりロング&ショートステッチ
- ランダムロング&ショートステッチ
と勝手に名前をつけています。
(もしかして正式名称あったらすみません!でも私は聞いたことないです。)
ではそれぞれ説明していきます。
1.きっちりロング&ショートステッチとは
きっちり段をそろえて刺していくロング&ショートステッチです。
見た目はこんな感じ。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0742406972.jpg)
レンガを綺麗に組み合わせていくように刺します。なので、刺した目がきれいにならんでそろってみえます。
刺し方
1段目を刺します。スキマは1本分あけるようにします。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0447402122.jpg)
2段目を刺します。半分下にはみ出る感じで。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0448487772.jpg)
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0450102242.jpg)
三段目を刺します。上の刺繍の針あなと同じ穴に針を入れます。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0451392512.jpg)
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0453253852.jpg)
これをくり返して、最後残った段を埋めれば完成。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0742406972.jpg)
どんな時に使うの?
- 動物の毛並みをみせたいとき
- きっちり綺麗に刺したいとき
- 模様っぽく刺した糸を目立たせたいとき
- 大きな面積を刺すとき(ランダムで埋めるとのっぺりしちゃう事があるので)
- 刺す人の好み
2.ランダムロング&ショートステッチとは
では続いてランダムに刺すロング&ショートステッチについてご説明いたします。
見た目はこんな感じ。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_1135103052.jpg)
糸の長さはランダムにして、刺繍の段差が見えないようにするのがポイントです。
見た目はこちらの方がサテンステッチに似ていますね。表面がなめらかに見えます。
刺し方
1番上の段をを刺します。きっちり刺さずに、糸の長さはなるべくばらばらにして、スキマをあけずに上の段を埋めます。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0743413992.jpg)
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0745226822.jpg)
2段目を刺します。
このとき上の段との境目を目立たせなくするために、同じ穴には刺さずに上の刺繍に重なるように針を入れます。
「糸を割るように」と表現する事があります。上の段の糸の真ん中に割り込んで刺してもいいですよって意味です。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0748351672.jpg)
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0750214892.jpg)
あとは下が埋まるまで繰り返します。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_0851209702.jpg)
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_1135103052.jpg)
「きっちり」の方は2段目、3段目…と数えられますが、こちらはランダムなので、2段目なのか3段目なのかわからないように刺した方がキレイに仕上がります。
なるべく糸目を目立たせないようにするのがランダムのポイントですね。
どんな時に使うの?
- 塗り絵みたいに中を埋めたいとき
- 糸の流れを目立たせたくないとき
- サテンステッチっぽく埋めたいとき
- シンプルにみせたいとき
- 刺す人の好み
と、こんな感じでしょうか。
まとめ
- きっちりロング&ショートステッチとランダムロング&ショートステッチがあるよ。(私が勝手に読んでいる名前です)
- どちらを使うかはお好みで。
- 作品によって使い分けてもいいです。
- 刺しゅう作家さんは、きっちり派かランダム派にわかれているようなイメージです。もちろん両方使う方もいらっしゃいますが。
- ちなみに私はランダムタイプが好きです。
- 「ロング&ショートステッチ」と本に書いてある場合、だいたいこのどちらかなので、頭の片隅にいれてもらうと今後すぐ見分けられると思います。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_1135219072.jpg)
比べると雰囲気が違いますね。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_1135283743.jpg)
私が刺しゅうをはじめたころ、わからなくて疑問に思っていた事なので、お役にたてれば嬉しいです。
![](https://rinkotime.com/wp-content/uploads/2022/09/PXL_20220903_1135283742.jpg)
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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最後までご覧いただきありがとうございます!