今回は刺繍をするのにとっても便利なロング＆ショートステッチを細かく解説していきます。
よく使う便利なステッチなので、覚えておくといいですよ！
初心者さんにもわかりやすいように、簡単な手順にしてみました！
【当サイトはアフィリエイトを利用しています】
ロング＆ショートステッチは
少し広めの面積を埋めるときに
便利な刺し方だよ！
刺繍の本にもよくでてくるね！
ランダムタイプのロング＆ショートステッチの簡単なやり方
ではロング＆ショートステッチのやり方をご紹介します。
「ロング＆ショートステッチ」と言ってもおおまかに分けると2種類あります。
- きっちり刺すタイプ（刺した目がきっちり模様のようになる）
- ランダムに刺すタイプ（刺した目の境目があまりわからない）
名前がわかれていないのが不思議なくらいです。
わたしは「きっちりロング＆ショートステッチ」と「ランダムロング＆ショートステッチ」と呼んでいます。
今回はランダムロング＆ショートステッチをご紹介します。
1.今回作るのはこちら
これは以前作ったアイスの刺繍です。
チョコの部分をランダムロング＆ショートステッチで埋めていきますね。
糸は埋めやすいように、4本どりにしました。
2.目安にする線を書く
初心者さん向けポイントその①
慣れていない初心者さんは、まずこのように線を引いておきます。
こうする事で、糸をきちんときれいにまっすぐ刺すことができます。
私は布目に対して、まっすぐ縦か、まっすぐ横に線を引くことが多いです。
3.上の方から刺す
初心者さん向けポイントその②
最初は下書きの所だけ刺す
まずはこのあたりから針を出します。線の上に出してね。
上までたて線を引くように針を入れます。下書きにあわせてね。
同じように、となりの下書きの線の上に糸を刺します。
全部の線の上に刺しました。糸の長さはバラバラになるといいです。
初心者さん向けポイントその③
間あいだを刺す
次に線と線の間に刺していきます。
こうすると、線がまがらずにきれいに平行に刺せます。
間に刺すとこんな感じ。
まだ埋まってない部分があるので、同じようにスキマを埋めます。
上の部分が埋まりました。
4.下に移動して刺す
上が埋まったので、次は下を刺します。
下も同じように、下書きの上を刺します。
ここで針を入れるポイントです。
上の刺繍との境目ではなく、上の刺繍に重なるように針を入れます。
（ここで重ねることで、境目が見えづらくなり、キレイに出来ます）
同じように、隣の線も刺していきます。上の刺繍にかさなるようにね。
下書きの線の上を刺したところです。
また線と線の間を埋めていきます。
まだスキマがあるので、スキマが見えなくなるまで糸を刺していきます。
初心者さんポイントその④
濃いめの色（黒っぽい色）で刺すと、刺した目の粗さが目立ちにくい
初心者さんポイントその⑤
糸の本数を多めにした方が埋めるのが簡単
5.ロング＆ショートステッチの完成
出来ました。ふっくらしていて可愛いです！
今回は、上と下で埋まりましたがもっと面積が広い場合は、三段目、四段目、といった感じで下に刺していけばOKです。
6.まとめ 初心者さん向けポイントは5つ
初心者さんが簡単にロング＆ショートステッチを刺すポイントは5つです。
①下書きの線を書く（下書きをすると、糸が平行に刺せる）
②最初は下書きの線の上を刺す（普通はとなりとなりを刺していく）
③線と線の間を刺していく（間を刺すことで糸が曲がりにくい）
④濃いめの糸で刺す（糸の目の粗さが目立ちにくくてきれいに見える）
⑤糸の本数を多めにする（埋まるのが早くて簡単）
これをやるだけで、簡単＆キレイに刺せますよ！ぜひチャレンジしてみてくださいね！
今回の図案はこちら
今回の図案はイラストサイトの「イラストAC」さんからご提供いただきました。
（イラストを使うときはイラストACからダウンロードしてね。画像のコピーはNGです。）
イラストレーターは「普通人」さんです。
イラストACは簡単な登録をすると、絵を無料でダウンロードする事が出来ます。無料会員と有料会員があるようですね。使用方法などの詳細はサイトでご確認ください。
今回は「普通人」さんの「クマとウサギの夏手描き」というイラストを使用させていただきました。
こちらのイラストは夏モチーフがたくさんで可愛い！！クマとウサギも可愛い！
全部刺繍したくなってしまったのでバックを作る事にしました。
他のイラストも素敵なのでチェックしてみてくださいね。
お知らせ：メルカリにて刺しゅう販売しています
ちょっとずつなのですが、メルカリで販売はじめました。
おもしろ可愛くて、きゅんとなるモチーフをメインに販売しています。
良かったらチェックしてみてくださいねー！
↓メルカリの私のページに移動します
最後までご覧いただきありがとうございます！
