刺繍糸を使おうと思ったら、なんか束になっている…1本取り出そうと思ったら絡まってとれない!
困ったときは今回の記事をチェックしてみてね!初めての方にもわかりやすいように詳しく解説しています。
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糸をきれいに引き出すコツを紹介するよ!

ストレスは減らしたい!
刺しゅう糸のしくみ
一般的な太さは♯25
♯25=糸の太さ
♯25や♯5がよく見かけるものになります。
初心者さんは特に指定がない限り♯25を使用すれば間違いないと思います。
ちなみに数字が大きいほど細くなります。
くるくる巻いた束で売っている
たまに違う形もありますが、基本はこの形で販売されています。
手に入りやすいのはDMC(ディーエムシー)、COSMO(コスモ)など
こちらは両方とも刺しゅう糸の大手メーカーです。
特にDMCは手芸店なら絶対置いている!という感じなので、探しやすいと思います。
お安い刺しゅう糸との違いは、高品質なところです。何と言ってもツヤが全然違います。
あとハリと手触りもなめらかです。色も豊富で500色くらいあります。
色を選んでいるだけでも楽しいです!
細い糸6本で1束になっている
刺しゅう糸の先をよく見ると細い糸が6本組み合わさっているのがわかります。
刺しゅうをするときに見かける1本どり、2本どり、3本どり…などはこの細い糸の数をあらわしています。
この細い糸を引き出して使います。
糸を引きだすのにはコツがある
糸を取り出そうと思って普通に引っ張ると大体の方は失敗すると思います。
糸が絡まります。せっかく刺しゅうをしようと思ったのに、最初から絡まるとストレスになるし、せっかくのやる気が失われてします。
そんな事にならないように、糸の引き出し方を説明していきますね。
糸の引き出し方
下の写真がお店で買った状態のものです。
細長くくるくる巻かれていますね。

糸を60センチくらいに切る
糸の端が必ずでているので、端を探してそっと引っ張っていきます。
優しく引っ張るとするするっと糸が出てきます。
60センチくらいのところではさみで切ります。(糸の収納方については別でかきます)

60センチくらいに切れたら糸の端を見てみましょう。

アップで見るとこんな感じです。6本にわかれていますね。
これを一本ずつ引き出していきます。
やってはいけない方法
ここでやってはいけないのは、刺しゅう糸を右手と左手に持ち、さけるチーズをさくように左右に引っ張ってしまう事です。
これをやると高確率で絡まります。
というか絡まらなかった事はないくらいなので、やらないように気を付けてくださいね。
一本糸を引き出す
では正しい糸の引き出し方です。
まずは、左手で、6本全部をもち、親指と人差し指でしっかりつかみます。
そのうちの1本だけ右側に寄せます。
この時から左手は絶対に緩めずに、全部の糸をきゅっと親指と人差し指でつかんだままにしてください。
そして右手で1本だけ持ち、真上にそっと引っ張ります。

右手は持ち替えてもかまいません。
でも左手はそのままで!

左手の下の糸がくしゅくしゅになっていきます。でも左手はそのままです。
半分引き抜くとこんな感じ。

くしゅくしゅっとなっているけど大丈夫です。

全部引き抜くと抜いた糸はこんな感じです。

1本引き抜くとこんな感じです。

2本引き抜くとこんな感じです。

いかがですか?コツがわかると、とっても簡単ですよね。
横に引っ張らずに縦に引っ張るとうまくいきます。
刺繍糸はとても絡まりやすいものなので、このように丁寧に引き抜くとストレスがなく、すぐ作業にとりかかれます。
そのほかの注意点
6本取りと指定されている場合
「6本どり」と指定されている場合も、そのまま使うのではなく、1本ずつ引き抜いてから、そろえて使います。
刺繍の仕上がりがきれいになります。
必ず1本ずつ引き抜く
引き抜くときは、1本ずつがおすすめです。
2本くらい引き抜けるのでは?と私も思いましたがやはり失敗しました。
絡まると本当にストレスなので、1本ずつがおすすめです。
刺しゅう糸を引き出すときはやってみてください。
針に糸を通すときのコツはこちら↓
糸が通らなかったときは糸通しを使おう!の記事はこちら↓
私の使っている道具を紹介するよ
ネットにもあるけど、手芸屋さんでも簡単に手に入ります。
特に高級なものはなく、お手頃価格のものばかりです。
↓針はこちらを使っています。色んな太さがそろっていて便利!

↓刺繍枠は木がおすすめ。私は小さめが好きなので8センチを使っているよ。
↓はさみはこちら。鳥が可愛くてお気に入り!

↓このチャコペーパーすごくキレイに写るよ!(消えにくいタイプだと思います)

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