刺しゅう糸は2.3本で刺すことが多いです。
3本の糸をどうやって針穴にいれるのか、最初はわからなくて困ったのを覚えています。
今回は初めての方でもわかりやすいように解説してみました。
刺しゅうをこれから始める方はぜひ見ておいてくださいね。
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今まで習った糸通しとは別物
まず、刺繍糸の針の通し方が、普通の縫い物と全く違います。
普通は端から通しますが、刺繍糸の場合は輪っかにして通します。
さっそくやってみよう
では3本取りで糸の通し方をご説明します。
※マニキュアの色がきつくてすみません。濃かったです。
3本取りについて細かく説明した記事もあります。
左手に針、右手に糸を持ちます
私は右利きなのでこのようになります。
逆が良い方は逆にしてみてください。
糸を針に引っ掛けて輪っかにする
大体で良いのですが、糸のはしから6センチから10センチくらいの所を針に引っ掛けて輪の状態にします。
左手で針を持って、針穴を正面に向ける
これはやらなくてもいいのですが、このようにすると、針が平べったくなって、このあとの作業が少しやりやすくなります。
右手で糸をギュッと引っ張り固定する
糸を針に引っ掛けた状態でぎゅっと引っ張り、人差し指の腹と、親指の爪ではさみます。
右手はそのままで針をそっと抜く
ここから、右手は少しも動かしてはいけません!
針をそっと下に抜きます。
糸を動かさずにそっと針穴にいれる
糸を入れるというより、針穴を糸にかぶせる感じです。
そのまま針の穴に、右手の糸をねじ込みます。
数ミリでいいので、全部の糸をいれる
針穴からは数ミリでていればOKです。
そのかわり3本ともきちんと入っているのを確認します。
左側から糸を引っ張る
ここまでできたら、今度は左側から糸を引っ張ります。
この時点では、輪っかになっているので針には糸が6本通っています。
糸が3本になるまで引っ張る
折り返した部分まで引き抜けば、針穴に糸が3本通った状態になります。
無事に通りました!
注意点とコツ
失敗したときはすぐやりなおす
ちょっとでも糸が乱れるとすぐ失敗します。
右手でおさえてる糸がずれてしまったり、1回目で針の穴にはいらずぐちゃっとなってしまった場合はそのまま頑張っても多分はいらないので最初からやりなおすのがおすすめです。
針の太さは合うものを選ぶ
糸の太さや本数にあわせて、針も太さを変えます。
メーカーによって違うようですが、おすすめの本数と針の組み合わせがあります。
下の写真の様に表示されているので確認してみてください。1本どりの場合は針は細く穴も小さ目、6本どりの場合は針は太く穴も大き目になっています。
きちんと合わせたほうが布への負担もすくなくきれいに仕上がるそうです。
でもある程度サイズが合っていれば、そこまで細かく気にしなくてもいいかなと思います。
6本通した場合
先程と同じ針で6本取りの場合はこんな感じになります。
きつめですね。
6本どり用に針を使えば針穴も大きくなるのでもう少しやりやすくなると思います。
通らないときは「糸通し(道具)」を使う
これ重要です。
なぜだかなかなか糸が通せないときがあるんです。
そんな時はすぐ「糸通し」という糸を通す道具に頼ってしまうのがおすすめ!
つい自力で通したくなってしまいますが、
私は3回失敗したら「糸通し」を使うことに決めています。
簡単に糸が通せるヒミツ道具の使い方はこちら↓
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最後までご覧いただきありがとうございます!