刺繍をするとき糸を片側しかとめないのはどうして?

刺しゅうの基本
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刺しゅう初心者さんが一度は疑問に思ったのではないのでしょうか?

「糸のとめ方が普通の縫い物とちがう…」

なぜ刺繍は片側だけを使って刺していくのか、考えてみました。

ぜひ最後まで見ていってくださいね。

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しろうさ
しろうさ

刺繍って片側しか留めないですよね。なんでかなって思っていました。

ぬいうさ
ぬいうさ

今回は理由を考えてみたよ!

(私が思うには…)刺繍は糸を片側しかとめないのは、やり直しが簡単に出来るから!

1.普通の縫い物は糸を通したら、その糸端どうしを一緒に玉結びする

これは縫い物をした事があるかたにはわかっていただけると思うのですが、

縫い物の時は1本針に通して、糸端2本分を玉結びするので、最終的に2本で縫っていく形になります。

(言葉で説明するの難しいですね!わかりづらくてすみません)

2.刺繍は片側しかとめないので、2本どりで刺したいときは2本糸を通す

刺繍の場合、2本で刺していきたいときは最初から2本分糸を通します。

2本分通すので、針あなに糸を通す方法も縫い物とはちがうやり方です。

そして片側だけ玉結びをします。

(実際は玉結び以外もありますが、ここではややこしいので省略します。)

このまま片側の糸をぷらーんとさせたまま刺していきます。

3.間違えたときは簡単にやり直せる

このように片側をぷらーんとさせているので、間違えたときにすぐにやり直す事が出来ます。

例えばこんな風にいちごの種を刺しているとき…

「種のところ、やっぱり違う色がよかったなー」と思ったら…

針を外してしまえば、糸を簡単に引き抜く事ができます。

あっというまに元通り。

この種の部分であれば、切ってしまっても問題ありませんが、

刺繍は途中で糸を切って1部分だけはずすのはとっても難しい!

糸を切ってやり直しをすると、いままで刺した全部やり直さなければならない事もあります。

4.こんな時も針を抜けば簡単

私がよくやるミスなのですが…

気づいたら布を巻き込んでいた…

すぐ気がついて良かった…

こんなときも針を抜けば簡単にもどせます。

両端を玉結びしているときは糸を切らなければいけません。

(布に切り込みをいれてしまうっていう手もありますよ)

こんなふうに簡単にやり直しが出来るのがメリットです。

5.デメリットもあるよ

すぐやり直しが出来て簡単なのですが…

デメリットもあります。

それは針を引っ張りすぎるとすぐに糸が抜ける事です。

特に最初のころは糸を引っ張りがちなので、「また抜けた!!」となる事がよくあります。

あとは子供も糸の引き加減が難しいので、すぐに針が抜けてしまうかもしれません。

子供が刺しゅうをするときは、縫い物みたいに針が抜けないように両端あわせて玉結びをしてしまってもいいかなと思います。

大人は慣れれば大丈夫ですが、

「どうしても針が抜けるのがストレスで嫌だ」という方は両端結んでもいいと思います。

以上、片側しか留めない理由の考察でした。他にもなにか思いあたる事があったらまた書きますね。

片側留めをまだやってみた事がない方は、試してみてねー。

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